――わあ! ハワイを思わせるような明るくておしゃれな空間ですね。
森下 ありがとうございます。須磨の海のイメージし、地域の人たちが気軽に立ち寄って交流しやすい雰囲気をめざして作りました。
――そもそも、なぜシェアキッチン事業を始めようと思ったんですか?
5~6年前にこの物件を取得したことがきっかけです。当時はここで居酒屋が営まれていたんですが、お店の方が高齢になり、コロナもあって閉めることになりました。
次にまた誰かに貸すことも考えましたが、弊社のコンセプトは「コミュニティを大切にする不動産屋」。空き物件になったことをチャンスととらえ、シェアキッチンを始めてみようと思い立ったんです。
自分の店を持ってみたいけれど初期費用がネックでなかなか実現できない人や、本業がありフルコミットはできないけれど週1日程度なら……という人たちに、ステップアップの場として「スマノバ」を活用してもらえるとうれしいです。
1階で注文して2階で食べるスタイルですが、1階にはカウンタースペースもあるので、仕事帰りに軽く1杯だけ、という使い方もできますよ。